読書「死なない生徒殺人事件 〜識別組子とさまよえる不死〜」

  • 2010/10/27(水) 22:50:03

死なない生徒殺人事件 〜識別組子とさまよえる不死〜
メディアワークス文庫 著:野崎まど

贔屓にしている作者の新刊という事で購入しました。
今回もミステリのようですがはてさてどうなることやら。

内容ですが、
名門女子校に着任した生物教師の”伊藤”は、同僚から学園の噂話を聞いた。「学院には永遠の命を持つ生徒がいる」。噂話を七不思議程度に考えていた伊藤だが、ある日、伊藤の前に件の生徒”識別”が現れる。彼女こそが自称「死なない生徒」だった。識別の話を全く信じていなかった伊藤だったが、識別の存在に興味を抱き始めたある日、死なないはずの識別が他殺体で発見された──

感想ですが、
登場人物が少ないので殺人事件の犯人は直ぐにわかります。しかしながら”死なない”というのと”永遠に生きる”というのは考え方が違えば内容も変るということが面白かったです。また、作者の各作品のヒロインはみなキャラクターが濃くつかみ所が無いようでいて繊細な設定がいい味を出しています。今回のヒロインも個人的には好みの部類でした。

今回も安定した面白さを提供していただきました。前の2冊は主人公に騙されましたが、今回はそれほど騙しは無かったようです。どちらかというと不思議な体験談といったところでしょうか。

積み本が増えてきました。月末は溜まりやすくて困る。

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